2022年7月2日に発生した通信会社KDDIの通信障害。
丸2日間という長引く通信障害でまだ復旧中のなか、
KDDI社長の高橋誠社長が記者会見を開き、その対応ぶりが評判となっています。
謝罪会見で評価急上昇となった
・KDDI高橋誠社長の経歴やプロフィール
・高橋誠社長の社長としての評判
・高橋誠社長が携帯事業に参画するきっかけとなった学生時代の遠距離恋愛エピソード
などについてお届けしていきます。
KDDI高橋誠社長の家族・経歴・プロフィール
KDDI高橋誠社長のプロフィール

名前:髙橋 誠(たかはし まこと)
生年月日:1961年10月24日 60歳(2022年時点)
出身地:滋賀県大津市
学歴:滋賀県立膳所高等学校、横浜国立大学工学部金属工学科を卒業
肩書き:KDDI株式会社代表取締役社長
KDDI高橋誠社長は滋賀県出身の2022年現在60歳です。
出身高校の滋賀県立膳所高等学校は偏差値72~76の超難易度の高い高校なので、学生時代から超秀才だったことがわかりますね。
高校卒業後は横浜国立大学工学部金属工学科に進学しており、現在の理工学部にあたり、偏差値は64〜73と難易度が高い学部です。
高橋誠社長は学生時代から理系の神童だったようですね。
そんな秀才で理系出身の高橋誠社長の経歴を見ていきます。
KDDI高橋誠社長の家族
KDDI高橋誠社長の家族情報については、FacebookやTwitterなどSNSでの発信などもしておらず、
過去のインタビュー記事など
家族について語っているものが現時点で確認できるものがありません。
ただ、KDDIに入社するきっかけについて以前インタビューで、
【KDDI高橋誠社長】
携帯事業に飛び込んだのは、学生時代の遠距離恋愛で、公衆電話で10円玉を積みながら電話した経験から
と語っていることから、
滋賀県立膳所高等学校時代に交際していた彼女と、横浜国立大学進学時に遠距離恋愛していた可能性もありそうですね。
現在も入社のきっかけを学生時代の遠距離恋愛と語っていることから、その学生時代の彼女が今の奥様の可能性も高そうです。
2022年現在、KDDI高橋誠社長は60歳になるので、
子供がいるとすれば、おそらく30代ぐらいと思われます。
他にも、KDDI高橋誠社長は携帯電話のインターネット接続や着メロ、
音楽・動画配信などに全面的に関わってきているので、
スマホ世代の子供さんからアイデアや需要をキャッチしていたのかも。
今後、妻や子供など家族情報が入り次第、追記していきます。
KDDI高橋誠社長の経歴
- 1984年(昭和59年)、横浜国立大学工学部金属工学科卒業
- 1984年(昭和59年)、京セラ株式会社入社
- 1984年、 第二電電企画株式会社(現・KDDI株式会社)設立、出向
京セラに入った高橋誠社長は、入社3ヶ月後に現在のKDDIの設立メンバー20名に加わります。
その入社当時の思いについてこう述べています。
【高橋誠社長】
入社した頃はより若い会社を志望する気持ちが強かった
ベンチャーに入社した気持ちが強かった
- 2001年、ケイディーディーアイ株式会社(現・KDDI株式会社)au事業本部au商品企画本部モバイルインターネットビジネス部部長
- 2002年、 ケイディーディーアイ株式会社(現・KDDI株式会社)ソリューション事業本部コンテンツ本部コンテンツビジネス部部長
入社して20年、高橋誠社長若干41歳の時に、現在社長を務めるKDDI株式会社の執行役員に就任します。
- 2003年、 KDDI株式会社執行役員 ソリューション事業本部コンテンツ本部本部長
- 2004年、 KDDI株式会社執行役員 コンテンツ・メディア本部本部長
- 2005年、 KDDI株式会社執行役員 コンテンツ・メディア事業本部本部長
- 2007年、 KDDI株式会社執行役員 コンシューマ事業統轄本部本部長
- 2007年、 KDDI株式会社取締役執行役員常務 コンシューマ事業統轄本部本部長
- 2009年、KDDI株式会社取締役執行役員常務 コンシューマ商品統括本部本部長
- 2010年、 KDDI株式会社取締役執行役員常務 グループ戦略統括本部本部長
- 2010年、 株式会社ジュピターテレコム(J-COM)社外取締役
- 2010年、 KDDI株式会社代表取締役執行役員専務 グループ戦略統括本部本部長
- 2011年、 KDDI株式会社代表取締役執行役員専務 新規事業統括本部本部長
- 2015年、 KDDI株式会社代表取締役執行役員専務 グローバル事業本部担当兼バリュー事業本部本部長
- 2015年(平成27年)、 Syn.ホールディングス株式会社(現・Supershipホールディングス株式会社)代表取締役社長
- 2016年、 KDDI株式会社代表取締役執行役員専務 経営戦略本部担当兼バリュー事業本部本部長
- 2016年、 KDDI株式会社代表取締役執行役員副社長 経営戦略本部担当兼バリュー事業本部本部長
- 2017年、 KDDI株式会社代表取締役執行役員副社長 全社新事業担当兼バリュー事業本部本部長兼経営戦略本部本部長
- 2018年、 Syn.ホールディングス株式会社(現・Supershipホールディングス株式会社)取締役会長
- 2018年、 KDDI株式会社代表取締役社長(現任)
- 2018年、 一般社団法人電気通信事業者協会会長
2018年にKDDI株式会社代表取締役社長に就任し、現在5年目になります。
KDDI高橋誠社長の評判まとめ
KDDI前社長田中孝司氏からの評判

当時副社長だった高橋誠現社長に対して、
当時社長だった田中孝司氏はこのように髙橋誠社長について評しています。
【KDDIの前社長の田中孝司氏】
彼は色々な課題がある中でも必ず前に向かうことを選ぶ。
ある程度リスクがあっても前に進める力が重要で、今の時代に太鼓判が押せる存在
ネット上のKDDI高橋誠社長の評判
KDDI高橋誠社長の評判などについてまとめます。
KDDIの社長さん、他にぶん投げたりせず、自分で全部説明し、終始冷静で的確な応答。いやあ、優秀なトップってこんな感じなんやね…
記者会見といえば、弁護士、側近に聞きながら代表が話す。というイメージ。この社長すごい。1人で説明し、質疑応答している。ちゃんと把握して話してる。日本の企業でこれだけできる社長は、どれほどいるのだろうか
引責辞任なんて、古臭い変な慣習。あれほど能力の高い経営者は珍しい、大切にした方がいい。どうか、やめないでくれ、高橋社長
KDDI高橋誠社長のエピソードまとめ
入社のきっかけは学生時代の遠距離恋愛

KDDI高橋誠社長が携帯事業に飛び込んだきっかけは、学生時代の遠距離恋愛がきっかけ。
携帯電話がなかった時代に、当時交際中の彼女と公衆電話で10円玉を積みながら電話したとインタビューで話しています。
お金のない学生時代にとって、長距離電話代はかなり負担だったはずですよね。
そのため、『長距離電話を安くする』という当時のKDDIの前身である第二電電企画の会社理念に共感し、携帯事業社に携わるきっかけになったと言います。
インタビューでも語っているくらいなので、その学生時代の彼女が現在の奥様かもしれませんね。
前社長からも太鼓判の存在
先程もお伝えしたようにKDDIの前社長の田中孝司氏は、
高橋誠現社長のことをこのように言っています。
【KDDIの前社長の田中孝司氏】
「これからわれわれはチャレンジしていかないといけないが、彼は色々な課題がある中でも必ず前に向かうことを選ぶ。ある程度リスクがあっても前に進める力が重要で、今の時代に太鼓判が押せる存在だ」
当時、高橋誠現社長は予想外の要請だったようで、
【現在のKDDI高橋誠社長】
「まさかこのタイミングで就任を打診されるとは思っておらず、指名された時は頭が真っ白になった」
とも話していますが、通信事業環境が大きく変わる状況については
【現在のKDDI高橋誠社長】
「IoTや5G、AI、ビッグデータなど多くの技術が生まれ、IoTとネットワークの組み合わせで産業が大きく変わる、変革期が訪れている。それだけに新しいことにチャレンジできる」「ワクワク感がある」
と携帯事業に携わって30年以上経った現在も、入社当時のような高揚感を持っていることがわかりますね。
【謝罪動画】評判爆上がりKDDI高橋誠社長の会見
【Twitterでのコメント】
今更だけど、auの通信障害の社長会見を見た。この高橋社長って素晴らしいね。社長自らキチンとシステムの構成から原因・障害を掌握していて会見に臨んでいる。大概の大手企業は例え社長が出てきても只々平謝りするだけで内容『ゼロ』。見ていて気持ちが良い
これ、本当にすばらしい。
— あだち (@ada39jp) July 4, 2022
失敗は失敗として、しっかりと認めた上で、記者の質問に真摯に答える高橋社長の姿勢。
優秀な経営者なのが、よく分かる。
他の経営陣も、技術的なことを細かく把握しているし、いい会社だなぁ。https://t.co/1g6tuVcw7Y#KDDI社長 #KDDI障害 #au通信障害 https://t.co/hAAhyylW3G
KDDI高橋誠社長の記者会見
— 山口 拓己@PRTIMES / 広報♡PR (@t_yamaguchi) July 3, 2022
記者もお客様も敵ではない。記者の向こうにいるお客様へ語りかけるように、全ての質問に答え切る。
極力難しい言葉を使わない。主語と述語を明確にし、丁寧に説明しながらも、余計なことを言わない。
事実を答え、憶測を口にしない。糾弾する意見にも感情的にならない。
今回のKDDIの大規模通信障害は歴史上最大の通信事故と言われていますが、
社長の対応一つでこれほどまでに評価が変わるのも驚きですね。
技術出身で、携帯事業一筋で40年近く携わってきた生え抜きの力と、
KDDI現社長の高橋誠社長の性格や人望、これまでの評判などが、今回の謝罪会見の評判につながったようですね。